子や孫に、お爺ちゃんはこの車に乗ってたんだよと伝えたい、生きているうちに絶対に乗っておきたい、そんな思いで購入したのが、
伝説=BNR32スカイラインGT-Rです。
![](http://sayashi.tokyo/blog/wp-content/uploads/2020/01/EC801858-7EBB-449B-BA86-E7018B9BC660.jpeg)
H5年式前期型、走行15000km
6年落ちの良玉を335万円で相当無理して手に入れました。
暴力的なまでの加速力。
強烈無比な制動力。
私の操れる領域を遥かに超える高性能で、最早レーシングカーです。
四輪駆動のアテーサも秀逸です。
テールが流れてスピンだもうダメだと思った時も、フロントにトルク配分が移行されて立ち直ってくれました。
サーキット走行には少々容量不足と言われる事もあるブレーキですが、公道を走るには必要超十分な制動力で、ほぼ死を覚悟したようなパニックブレーキにも、気がつくと何事もなかったかの様に静かに止まっていて、命を救われたことがありました。
![](http://sayashi.tokyo/blog/wp-content/uploads/2020/01/033E9B12-4C49-4585-86A3-B52C86519413.jpeg)
私にはもったいない一流過ぎる高性能を保持するとても良い車でしたが、乗るのにちょっと気が重いような、億劫な感じが付き纏い、結論として私とは合わなかったようです。
文頭のような熱い思いも、気が済んで1年足らずで手放してしまいました。
走行25000kmになっていましたが、245万円で下取りされて、新車のS15シルビアに乗り替えてお釣りが来ました。
長く走りを共にすることにはなりませんでしたが、“GT-R伝説”に触れられたことは大きな財産であり、子孫に自慢できる良い経験だったと思っています。
![](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/rakutenkobo-ebooks/cabinet/6201/2000005826201.jpg?_ex=300x300)