どうなる?
2020シーズンの1番打者

カープ

大問題です。

来たる今シーズン、カープのトップバッター問題です。

有力な候補者が多過ぎるんです。
それぞれに特徴をもった魅力溢れる4人です。


・昨年の嬉しい誤算、1番への適性を示した西川

当初、西川のサードから外野へのコンバートについて、レフトならやれる可能性もなくは無いけど…程度に考えていました。
ところがシーズン始まってみると、レフトはおろかセンターの定位置まで(それも野間から)奪ってしまうという大サプライズを見せてくれました。
野間に引けを取らない守備力で、天才と呼ばれる野球センスを証明しました。

打順は3番,5番など試されましたが、1番に置かれてからの成績が抜きん出ていて、1番への打順適性を見せました。
最終的に通算.297に16本という好成績を残して嬉し過ぎる誤算いや成長でした。


田中広輔の復活

実績という言葉を使うなら田中広輔なのですが…
去年が悪過ぎました。
それでも緒方が使い続けてしまったのがV逸の大要因のひとつであることは、紛れもない事実です。
これだって(負の)実績であり、今年の不安の根源です。
去年はずっと無言のまま不調を囲っていましたが、現在は膝痛によるものだったということになっています。
また、膝の手術の予後は良好という話も聞こえてきます。
これを信じるなら3連覇の全イニングに出場し続けた「実績」は大きなものを言うことになるでしょう。


・本来なら野間

群を抜いて高い身体能力を野球に生かし切れていないと感じる野間。
彼が自らの体をコントロールし切って、力を発揮出来るようになるなら、トップバッターに最も適していることは、皆が認めるところだと思います。
今年はバットを寝かせるフォームとやらで打撃好調を伝えられていて、期待が膨らみます。
チーム切っての俊足は盗塁量産も可能でしょうし、実は長打力も秘めています。
ポテンシャルを発揮できるなら“本来なら”野間でしょう。


小園は夢

冷静に打率だけを見ると、絶不調の田中広輔とさほど変わらない小園なのですが、昨シーズンは大活躍した印象があります。
ここで打って欲しいところで一本出る、初球から果敢に振っていく、華があるんです。
これは練習して得られるものではなく、小園が生まれ持ったものでしょう。
打席に入るだけでワクワクさせてくれる感覚は、他の打者では替えが利きません。
まあ、私が小園好きで、贔屓を引き倒してる部分もあるかも知れませんが、小園の成長を見守っていくことに浪漫を感じずにはいられません。


この4人に加えてダークホースがいます。
ドラフト2位ルーキーの宇草です。
野間より速いかもと噂の足、類い稀と噂の打撃、(普通だと噂の肩と守備)
彼が化けて外野のポジションを得、1番に定着するような事があれば、チームに大化学反応が起きて、楽に優勝するような気がします。
今のカープの中では、外野ポジションも、本項の主題である1番バッターも、果てしなく高いハードルでしょうが、それもあり得なくは無いポテンシャルを持った選手だと思います。


私がここでいくら夢を語ろうが、
実際のところは、佐々岡の胸先三寸
「予想」は佐々岡の意向を汲むことになります。

よって「予想」するなら、
固く田中広輔だと思います。

1番つまらない選択ではありますが。


翻って「希望」は、
私の独断と偏見に従うなら小園で夢を見たいです。

山本浩二が新井を使い続けたように、野村謙二郎が堂林に目を瞑り続けたように、少々の粗には広い心を持って小園の活躍を見たいです。


まあ、成績残してくれれば誰でも(・∀・)イイ!んだよねホントは。

さて、どうなりますか。

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