独断で、浅めに、強引に、ポジティブ回顧です。
カープは優勝できたシーズンだと思います。
浮沈の波が大きいシーズンでした。
↓開幕ダッシュ失敗から最下位に沈んだ4月。
↑月間20勝でぶっちぎりの首位に躍り出た5月。
↓交流戦での失速後、11連敗。
↑オールスター明け9連勝で首位Gと1ゲーム差に。
↓バティスタ離脱などで再び浮上することなく終戦。
終わってみればCS出場を逸し4位、勝率5割という結果となりました。
しかし、注目すべきなのはこの悲惨な結果より、数度の大型連勝や固め勝ちを出来たという実績です。
これは運や勢いで出来ることではありません。
大型連勝が出来る実力のあるチームであったことは紛れもない事実なのです。
では、敗因は何なのか?
悪い時期はあるでしょう。
それを最短で抑え、実力あるチームの“普通”の状態を長く続けられるようにマネジメントする。
監督コーチ陣の仕事、責任です。
悪い状態を引きずり、連敗を繰り返す期間を止めることができなかった、それが今シーズンです。
緒方が自身3連覇の成功体験から、田中広輔を外せなかったこと。
緒方が打順を固定できず、打線に迷いが出たこと。
特に、鈴木誠也はチャンスに打てなさ過ぎでした。
驚くほどの打点の少なさがそれを物語っています。
首位打者とかいらんねん。
緒方がしっかり管理できなかったから(←無茶?)バティスタが嵌められて離脱したこと。
終盤、さあ優勝争いというところでこれはトドメでした。
打って打って勝ってきた前年までの3連覇でした。
打って勝つチームは打たないと。
今年こそ、監督コーチには、各選手が打力を最大限に発揮できる環境を整え“続けて”もらいたいです。
2019年、優勝できた戦力だったと思います。
今年はそれを証明してくれることを切に願います。