この記事を書こうと思ってAmazonの履歴を振り返ってみると、私がこのCDを手に入れたのは2008年でした。
1984年3月発売の作品ですから、相当遅いデビューです。
思い返すと「野ばらのエチュード」のB面「愛されたいの」を聴きたくなって、このアルバムの存在を思い出し購入しました。
入手は遅かったのですが、収録曲は全て知っている曲でした。
本作品は、シングルレコードのB面(カップリングのことね)を集めたベストアルバムなのです。
聖子の活動時期を考えると、レコードでは全て持っていてもCDでは持っていないという層が殆どであろうと思われるので、有難い存在の作品です。
SWEET MEMORIES
TRUE LOVE ~そっとくちづけて
Romance
蒼いフォトグラフ
わがままな片想い
レモネードの夏
ボン・ボヤージュ
レンガの小径
制服
Eighteen
マドラス・チェックの恋人
愛されたいの
上から
(「ガラスの林檎」のB面 )
(「青い珊瑚礁」のB面 )
(「風立ちぬ」のB面 )
(「瞳はダイアモンド」のB面 )
(「天国のキッス」のB面 )
(「渚のバルコニー」のB面 )
(「Rock’n Rouge」のB面 )
(「秘密の花園」のB面 )
(「赤いスイートピー」のB面 )
(「風は秋色」のB面 )
(「小麦色のマーメイド」のB面 )
(「野ばらのエチュード」のB面 )
シングルレコードに載っているだけあってどの曲も比較的主張が強いため、アルバムとしてのまとまりには、今ひとつ欠ける感じはしますが、それよりもそれぞれの楽曲の資料的価値が高い作品です。
シングルレコードのB面は他のアルバムに載っていないものも多いため、CD音源で揃えておくためには本作は必携アイテムになって来ます。
おそらくシングルA面を争ってB面に甘んじた曲たちと考えられるので、埋もれさせるにはもったいない名曲が揃っています。
私が好きなのは、このアルバムに関してはほぼ全部なので、有名曲を除いてレアな音源と思われる4曲について記します。
7曲目「ボン・ボヤージュ」
オクテな2人の初々しい旅を歌っています。
緊張して普通に振る舞えない様子が微笑ましいです。
ユーミンのメロディが2人の空間を優しく包んでいます。
8曲目「レンガの小径」
穏やかな曲調のなか、聖子のボーカルが光ります。
サビのフレーズが心に残ります。
“人は倖せを不意に失って気付く
そして振り向いて探す時の忘れ物”
11曲目「マドラス・チェックの恋人」
失ったマリーナでの出会いを後悔まじりに回想する曲です。
ユーミンの小気味よく音程を刻むメロディか心地良いです。
12曲目「愛されたいの」
AメロBメロの甘く優しい響きと、サビの颯爽とした曲調の対照が印象的です。
“寒いのよ寒いのよ愛されたいの”
言われてみたいです。
「Touch Me,Seiko」は、収録曲それぞれの完成度が高く、飽きの来ない名盤です。

