鮮烈デビュー 宇草孔基
対阪神 18回戦 C4-4T

カープ

ドラフト2位の宇草が遂に上がって来ました。
シーズン前からトップバッター候補の裏本命だった宇草です。
大盛穂にあそこまで活躍されては黙っていられませんよ。
積極的走塁なら大盛に比肩もしくは凌駕します。
楽しみです。

と思ったら、いきなりスタメン トップバッターで使って来ました!
喜びも束の間、他の面子も2軍戦の様相┐(´д`)┌
せっかく打順が固まって来たのかと思ったのに。
変更点は、1番レフト宇草、5番捕手で坂倉、6番センター野間、7番サード林、8番セカンド曽根です。
勝つ気があるんだか。


先発は九里亜蓮。
前回登板は完封しています。
今日も内野ゴロと三振の山を築いていきました。
変化球がいい、特にフォークがいい。
7回5安打1失点(自責0)、素晴らしいピッチングでした。
監督が佐々岡でさえなければ、間違いなく勝利投手だったでしょう。
これからも期待が広がるナイスピッチングでした。


7回に2点のリードを奪い、快勝のはずの試合でした。
結果は引き分けですが、敢えて“敗因”と表現して考えます。

敗因①
塹江の起用法

2点リードの8回、塹江を使いませんでした。
これは休養日だとすれば仕方がありません。
代役のケムナも、打ち取ったサードライナーを三好がまずいプレーをして失点してしまっただけなので、これも責められません。
まずひとつ言えるのは、塹江を使うのなら、ここで使っていれば勝てていたでしょうということ。

驚き、怒りすら感じたのは、同点の10回表に塹江をマウンドに立たせたことです。
休養日ならちゃんと休ませろ!
休養日に準備が出来ているわけが無いだろう!
塹江は打たれて泣いていました。
こんな使い方をされていては、塹江の肩のみならず、精神まで壊れてしまいます。
もうひとつ言えるのは、最初から中田廉を使っていれば失点は無かったでしょうということ。
そして、その裏の1点で勝っていたでしょう。
佐々岡はいったい何を考えているのか。

敗因②
會澤翼に代走を出さなかった

1点を追う10回裏1死満塁で、1走會澤に代走を送りませんでした。
野手は残っていませんでしたが、もう最終回なのだから、投手でも足の速い選手を代走に出すべきでした。

堂林がショートへ、頭を越えそうな高いバウンドの内野安打級の当たりを放ちましたが、鈍足會澤がセカンドフォースアウトをくらいました。
普通の走力の選手に替えていれば、同点尚も1死満塁となって、おそらくはサヨナラ勝ちを収めていたことでしょう。
私は會澤が1塁に歩いた時からずっと気にしていましたが、佐々岡にはそれができません。
詰めがあまいと言うか、野球を知らないというか。
悔やまれる無知、無行動でした。

①②いずれも佐々岡のミスです。
本当の敗因は佐々岡です。


さて、
件の宇草は、5回にレフトオーバーの2塁打で初安打、3塁を狙えそうな走塁でした。
7回には四球を選ぶと、3球目に盗塁を決めてみせました。
その後ヒットで生還し、初得点もあげました。
やっぱり速いです、魅力的です。
大盛穂と競い合って、更に高みを目指して欲しいです。


勝てた試合でした。
負けに等しい引き分けです。
残念です。
気を取り直して…

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