森下暢仁 投げ切って掴んだ勝利
対横浜 23回戦 B1-2C

カープ

オーダーの変更は、1番田中広輔、2番堂林、6番レフト ピレラ、7番捕手で坂倉です。


先発は、エースと呼びます森下暢仁です。
今日も好調、安定していました。

ですが、
今日も、なかなか援護がありません。
森下の快投は続きますが、7回まで1対1です。
どこで森下に代打が出てもおかしくない展開でした。
しかし、
6回表の2死2,3塁も、8回表の2死1塁も、佐々岡は代打を使わず、森下を打席に送りました。
前回の反省もあるでしょう、これは英断の続投采配でした。

森下の心臓も、たいしたものです。
勝ち越した直後の8回裏も、満塁のチャンスを逃して1点リードのまま迎えてしまった9回裏も、全く乱れることなく3人で打ち取り期待に応えます。
この精神面の強さ!
可愛い優しそうな顔から想像できない、鋼のメンタルです。

8回表、勝ち越し点を奪ったのも森下のバットでした。
1対1同点の2死2塁、2ストライクと追い込まれながら、しぶとくしぶとく1,2塁間を破る流し打ちを見せました。
まさかの勝負強さ!
この男、なにかを持ってます。

前回登板は、好投したものの、リリーフが打たれて(佐々岡の継投が失敗して)勝利投手を逃しました。
今日は135球、9イニングを一人で投げ抜きました。
佐々岡もまた、よく投げさせました。
9回4安打1失点(自責0)の熱投でした。
新人王を、二桁勝利を、目指して突き進め!
今季のエースを応援してまいります。


菊池涼介の走塁が素晴らしかったです。
好機で凡退して、評価を落としていた矢先の8回表、「さっき打てよ」の声の中、どん詰まりのレフト前で出塁しました。
投手が無警戒なのを感じると、即2塁を陥れます。
まず、これが大きかった。
そして森下のライト前が生まれると、超前進守備でほぼ1,2塁間みたいな所にいる右翼手のバックホームを尻目に、全く無駄のない走塁でホームインを果たしました。
これこそカープの走塁です。
そしてこれが決勝点となったのでした。
凄い走塁でした。


森下の良いところは数え上げれば、もちろん枚挙にいとまが無いですが、
なんと言っても1番は気持ちの強さだと思っています。
素晴らしい精神力。
もし堂林にこの半分でも強さがあれば、大選手かもしれないなぁと思いながら、森下暢仁万歳ブログを締めます。

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