ファンソッコが左に回って、立田がセンターバックに戻りました。
金子に代わって中村慶太がスタメンです。
5分、後ろから繋いで、左でフリーになったカルリーニョスの前のスペースにボールが出ます。
折り返して、後藤が落として、走り込んだファンソッコがインサイドでゴール右隅に決めました。
流れるような攻撃で先制です。
負ける気がしません。
ゴール前でエウシーニョがハンドを取られてP.K.を与えてしまいます。
17分、梅田のタイミングをはずすようなトリッキーなキックで同点とされました。
腕が体から離れた明らかなハンドだったので、この失点は仕方がないです。
不運な同点劇でした。
ここからでしょう。
36分、左サイドでファンソッコが1対1で抜かれてクロスを入れられ、ゴール前のこぼれ球を相手FWの見事な胸トラップアウトサイドボレーで決められました。
押し込まれた時間帯に失点までいってしまいました。
ディフェンスラインが下がって、うまく機能しませんでした。
逆転を許しました。
さらに40分、コーナーキックから決められました。
ディフェンスの呼吸が今ひとつ合わなくなって、寄せがあまかったです。
2点リードを許してしまいました。
後半の序盤、後半から入った鈴木唯人がディフェンスの裏を取って、インサイドの良いシュートを打ちましたが、わずかに枠を外れました。
決めて欲しい場面でした。
初得点はお預けです、残念。
セットプレーでの決定的シュートや、流れからも攻め込むシーンが続きますが、得点できません。
そんな中迎えた64分、自陣ゴール前でやはりチェックがあまくなり相手外国人コンビの個人技披露を助けてしまいました。
オーバーヘッドで後方への浮きパスが出て、ショートバウンドしたところをボレーで合わせられました。
4失点目です。
あの頃の絶望感が蘇って来ました。
さらに73分、直接フリーキックを決められました。
見事な軌道で、これは防ぎようが無かったかもしれません。
その前にフリーキックを与えるなということでますが。
1-5となりました…
本職奥井の負傷で、代わって入ったファンソッコの左サイドバック起用が良くなかったようです。
監督交代以降安定していたディフェンスラインの変更点はそこだけです。
攻撃でこそ頼もしいですが、センターバック立田の守備は物足りないです。
弱くて無駄に荒い印象。
ディフェンスとしての成熟を期待します。
相手外国人の個人技の高さにやられた部分も大きかったですが、5失点とディフェンスが崩壊したことは事実として受け止めなせればなりません。
早急なディフェンスの立て直しを求めます。