チアゴサンタナ脅威の強さ
開幕戦快勝!
対鹿島 アウェイ A1-3S

エスパルス

さあ、2021シーズンJリーグ開幕です。


スタメンは…
あれれ知らない人ばっかり。
システムは4-3-3のようですね。
キーパー権田
DF右から原、ヴァウド、鈴木、片山
中盤はディサロ、竹内、中村慶太
スリートップは中山、チアゴサンタナ、カルリーニョスです。


監督はロティーナ、Jリーグで実績があるスペイン人です。
スペインのFW出身ながら、守備から入る人らしいです。
忌まわしき昨シーズンを思えば当然の成り行き、期待しましょう。
平岡よくやってたのに、シーズンは任せて貰えないのか…。


どこかぎこちない、チグハグな印象の立ち上がり。
新チーム、リーグの開始を感じさせます。
押し込まれましたが、堅い守りの前半でした。


後半も押し込まれますが、徐々にいい攻めも見られるようになりました。
両軍決め手を欠き、後半も30分近くを数えスコアレスの香りが漂い始めました。

試合が動き出したのは遅かったです。

75分、コーナーからのこぼれ球をとうとう決められてしまいました。
勝ったと思ったでしょう。
このままカシマればウノゼロです。
しかし、そうはなりませんでした。

2分後の77分途中出場の河井が左からクロスを上げ、中山が落としたところで、相手ゴール前のチアゴサンタナが圧巻でした。
強い!
驚異的なキープ力。
私のイメージでシュートが出なかったので、打ち遅れた、打ちそびれたかと思いました。
ところが、時間差ができた後にディフェンスキーパーのタイミングをスカすかのように遅れて打たれたシュートはゴールを捉えました。
私を唸らせてくれる、ナイスゴールでした。
この新外国人は期待できそうです。
懐の深いプレーに期待が止まりません。

82分、左サイドからカルリーニョスが若干の余裕を持って内側に向き直り、右脚でクロスを上げました。
これを走り込んだ、こちらも途中出場の後藤がベッドでジャストミート。
ゴールに突き刺さりました。
正確なクロスに、思い切りのいい飛び込み、胸のすぐキレイなゴールとなりました。
逆転です!

そして前がかりになった相手の裏を取ってチアゴサンタナが、コーナーキックを貰います。
88分です。
ビハインドで交代を焦った相手は、清水のセットプレーのタイミングで3枚替えを決行しました。
これが、バランスを崩したかもしれません。
左からの河井のコーナーキックに原がニアで絶妙なジャンプで跨ぎスルー!
これが相手に当たってオウンゴールを導きました。
いい追加点です。
10分で3点取ってみせました。

そして逃げ切りました。


1-3などという派手なスコアになる雰囲気すらも無かった試合は、上がり15分で別の試合となりました。
特に書いてませんが、ポストにバー(ついでに権田にも)の良いセーブが数々ありました。
実にシュート23本を浴び、ツキで勝てた部分が大きいです。
しかし、押し込まれながらも堅固な守備で75分まで失点しなかったことが勝利に繋がったと思います。
また、チアゴサンタナが大きな戦力になる事は間違いないところでしょう。
手応えのある試合でした。


今シーズンは降格枠が4です。
下を心配しなければならないのはアレですが、まず勝ち点3を取れたのは、去年の今年であることを考えれば、大きな大きな第1歩です。
開幕、アウェイで鹿島を撃破、この勢いを保って行って欲しいです。
次は、福岡、開幕連勝じゃ!

DAZN
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