ウイルス直撃で、コマが足りません。
苦肉の策のオーダーは、羽月がセカンドに、3番にレフトで長野さん、5番クロン、6番堂林、7番センター野間、8番捕手はなんと中村奨成です。
先発投手は、真のエースこと九里亜蓮です。
もう、エースに頑張って貰うしかありません。
頼むよ。
さすがの安定感です。
今日は特に出来がいいですね。
ここが凄いと言うよりは、すべてが少しずついい感じ。
説明になってないけど、九里亜蓮のキャリアで1番いいと感じます。
熱投完投は、9回124球6安打無四球2失点でした。
こんな数字よりも、チームが史上最大級の危機というタイミングで、完投勝利を飾ってくれること、これが素晴らしいです。
真のエースに相応しい姿でした。
遅咲きの巧投手!
是非、チームに勝ちをもたらすピッチングを続けてください。
この人、やっぱりもってます。
初スタメンマスクの試合で、中村奨成が初打点(それも2!)をあげました。
走者を返すのももちろんですが、自らもホームを踏んで2得点と活躍しました。
6回表、無死満塁の好機で打席を迎えると、追い込まれながらも、臆せず跳ね返す集中力で3塁線を捉えました。
スタメンの報を聞いた時は驚き、チームも末期症状かと落ち込みかけましたが私が間違っていました、ごめんなさい。
この中村奨成の起用がチームに勢いをもたらした感じすらあります。
災い転じて福と言って良いでしょう。
打席での落ち着きが凄いです。
とても1軍実績のない選手のそれではありせん。
こういうのが鈴木誠也に無いものです。
4番に置かれるだけで緊張して、インコースをちょっと攻められるだけでびびってしまう鈴木誠也とは一線を画します。
「スター性」というものでしょうか。
森下にも感じることのある「良い鈍感さ」というか、プレッシャーはあっても緊張はしないというような、一部の人間にしかない感覚です。
極限に置かれていても、持てる力を発揮できる才能です。
この辺が、甲子園で6本打つとかいう、ちょっと常人に非らざることをやってのけられる所以でしょう。
これからも、とんでもない驚きをもたらしてくれるかもしれません。
楽しみです。
クロンに満塁ホームランが出ました。
試合の形勢が決してからの1打とも取れますが、実のところ、その飛距離と共にとても大きな一発であった可能性があります。
クロンの、ポテンシャルはかなり高く見積もっています。
3Aでの3割30本は伊達ではないはずです。
ウイルスによる3A不開催という1年のブランクと、他国にやって来たハンディキャップが大きく立ちはだかっているのです。
調整期間としては長過ぎる時間が経ってしまいましたが、もし目覚めてくれるなら大化けとなる筈です。
覚醒しろ!クロン!!
思いがけぬ大勝となりました。
勝手な解釈が許されるなら、中村奨成に機会を与えるために訪れてくれたウイルス危機なのかもしれません。
危機が無ければ、無かったチャンス。
そして、そのたった1回をモノにした中村奨成。
このもってる男について行く所存です。