4バックに戻りました。
権田
原、ヴァウド、立田、奥井
片山、宮本、竹内、カルリーニョス
鈴木唯人、チアゴサンタナ
です。
序盤からチャンスを多く作りますが、シュートが枠に飛びません。
サイド攻撃自体は効いています。
チアゴサンタナに2本、奥井にもいいシュートがありました。
この攻勢のうちに1点取れていれば、展開も良くなって来るのですが、相変わらずの決定力不足です。
その後は、圧倒的にボールを支配されました。
が、
相手も最後の攻め手を欠いている感は否めません。
何本かの枠内シュートを浴びたものの、権田の好セーブなどもあり、前半はなんとか事なきを得ました。
大分のパス回しの滑らかさは特筆ものです。
いいポゼッションサッカーが出来ていると思います。
パスの本数は清水の2倍、成功率は実に9割に迫っています。
プロビンチャでも、こういう方向性でチームを作り上げられるのか、小さな感動すら覚えました。
さて、
シュート数は清水が圧倒的に上回っています。
後半も、鈴木唯人の強さや、チアゴサンタナの上手さに唸らされる好機が幾つかありましたが、得点には至りません。
そして、
迎えた67分、西澤の左コーナーが、ドンピシャで片山の足元に合います。
このシュートはキーパーのスーパーセーブに防がれますが、こぼれ球を逆サイドからヴァウドがキレイに折り返しました。
混戦の中を切り裂き、原が右のインサイドで流し込みました。
ゴール!
ついに先制です。
さあ、守れるか。
1点を守り切る戦いは喫緊の課題です。
最終ラインに気迫を感じます。
今日は行けるかも。
ボールを持たせつつもシュートを打たせません。
ロスタイム残り1分、コーナーのこぼれ球を打ち抜かれて、権田の脇を抜かれたかと思いましたが、そこには竹内が立ちはだかっていました。
すんでのところで掻き出してビッグセーブです。
そしてホイッスル。
虎の子の1点を守り抜きました。
いやあ、完全に入ったと思いました、最後のシュート。
シュートコースに立ってボールを弾いた竹内涼を確認したときは、喜びよりも驚きが先に訪れました。
また今日もやられたかと思った瞬間のビッグプレーでした。
よくやってくれた、竹内涼!
よく守り切った清水エスパルス!!
この勢いを続けて行ってほしいです。