前節とメンバーは、変わりません。
残留争いのライバル、格下相手の試合が続きます。
絶対勝ち点を落としたくない試合です。
今日も強い気持ちで臨んでほしいです。
まだ試合も落ち着かない2分、左から片山のロングスローが火を噴きました。
ヘッドで繋いで繋いで、チアゴサンタナの上手い体の入れ方があり、原の足元にボールがでました。
これを右で上手く抑えたボレーシュート!
見事な先制点となりました。
前節からの連続得点です。
原輝綺がいいです。
徳島がボールを持ち続けますが、持たせている感じ。
清水のフォーメーションに安定感があります。
危ない場面はありません。
リードしてこれは実にいい感じです。
と、余裕をぶっこいていたら、あっさり追いつかれました。
14分、バイタル中央でドフリーな選手を作ってしまい、そこにパスが通ると振り抜かれました。
ミドルはゴール右上に刺さってしまいました。
うーむ、ブロックが強固でも少し離れた位置の相手にはなんのディフェンスもできませんでした。
同点です。
その後もボールを持ち続けられます。
追いつかれた上で、こうなって来ると、ボールを支配されて何もできないという状態にも見えて来ます。
実際、ボールを触ってもすぐに取り返され、回される時間が続きました。
迎えた19分、左で片山が奪うと、今回は鈴木唯人に繋がりました。
鈴木唯人がドリブルで一気にペナルティエリア付近まで駆け上がります。
いいカウンターです。
右にフリーのカルリーニョスに開いて、はるか後ろから凄い勢いで原が追い越して行きました。
原にボールが出ると即右足で角度の無いシュート!
キーパーが弾き、浮き球に鈴木唯人が詰めていたこともあり、ディフェンスに当たってオウンゴールとなりました。
ほぼ原のゴールと言っていいでしょう。
原の体のキレが光ります。
鈴木唯人のボールを運ぶ能力も天晴れでした。
カウンター一閃。
勝ち越しました。
気持ちいい展開です。
まだ先は長いけど、勝ち切りたい。
この後も完全にボールを支配され続けました。
前半終了時でのボール保持が実に20%対80%、パス成功本数は5倍以上の開きがあります。
まあ、これでリードしているのですから、パスサッカーのクラブに対するアウェイの戦いとしては、間違いではないのでしょう。
大切なのはこのリードを守り抜くことです。
いくらでも球を持たせてやりましょう。
失点さえしないのなら。
しかし20%というのはそうそう見られない値だなぁ。
ちょっと心配にもなりますね。
後半もあいも変わらずボールを持たれる状態がずっと続きます。
しかし、徳島は攻めきれず、清水はカウンターの精度を欠くという退屈な後半です。
なんとか時間を使って守り抜きたい。
しかし、叶いませんでした。
87分またも、バイタルでフリーの選手を作ってしまいました。
シュートフェイントまでかまされる余裕のドフリーなシュートは権田の指の先を抜けていきました。
最悪です。
守りきれません。
徒労感の大きな試合となりました。
追いつかれた後も攻めることなく引き分け狙いのような上がり方をしてくれました。
イライラ感最高潮ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
こんなことをしていては、たとえ降格は免れたとしても、上を狙えるチームになることはないでしょう。
ザッカリです。
守れるチームが見たいです。
落としてはいけない勝ち点2を、結局落としてしまった試合となりました。
不完全燃焼ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄