車の使い方には、将来構想があると思います。
付けることが決まっている部品は、無理してでも契約時に全て用意してしまって、取り付けて貰っちゃいましょう。
素人が比較的簡単に取り付けられるものでも、慣れたプロにやって貰うと、仕上がりの満足度が違います。
今回の86購入において、私は下記の2品を用意して、無料で取り付けて貰いました。
・ヘッドアップディスプレイ
・マルチメディアプレーヤー
ヘッドアップディスプレイは、車選び時に、Gグレードには必要だと感じました。
86のスピードメーターは(必要もないのに)260キロまで表示できるのですが、このせいで例えば10キロの差を示すメーターの幅が非常に狭いのです。
普通に使うであろう50キロ近辺には指針の角度的にすぐ到達してしまい、且つ範囲が狭いのでとても見にくくなっています。
上級グレードには、このメーター内にデジタル速度表示が併せて付いているので、問題無いのですが、Gグレードにはこれが無いのです。
そこでダッシュボードにヘッドアップディスプレイを取り付けて、速度とついでに回転数を見やすくしようと考えたのでした。
これは効果てきめんで、ヘッドアップディスプレイの名の通り、視線をメーターまで下げることなく、前方視界の一部としてスピードメーター、タコメーターを見ることができて快適です。
今回が初めてなのですが、使ってみて実に良かった装備です。
マルチメディアプレーヤーは、ナビの性能を調べていて必要だと気付きました。
今回のタマは86後期なのですが、写真をよく見ると前期用の純正ナビが付いているようなのです。
前オーナーがオーディオレスで買って、中古の前期型純正ナビを取り付けたと類推されます。
まあ、それはどうでも良くて、問題は前期型ナビはSDビデオに対応していないということなのです。
つまりSDカードを入れても音楽しか聴けないということです。
運転中に聖子ちゃん動画をエンドレスでかけていたい私には大問題でした。
DVDじゃダメなんです。
SDカードに大量の聖子ちゃん動画を詰め込んで再生したいのです。
そこでたどり着いたのが、車の12V電源で動作し、ナビの外部入力から接続できる、マルチメディアプレーヤーでした。
これをグローブボックス内に設置してナビに繋ぎ、SDビデオ再生環境が整うこととなりました。
グローブボックス内にシガーソケットと、既にナビに繋いであるETCがあったので、ナビに繋がる小穴も開いていて取り付けは容易そうでした。
ただ一つ、ナビへのコンポジット外部入力がナビの取り外しを要しました。
前回記事でナビキットの取り付けを依頼した件を書きましたが、このナビを外した時についでに繋いでもらうことにしました。
ヘッドアップディスプレイもマルチメディアプレーヤーも然程取り付けは難しくないですが、契約交渉に組み込めば無料でプロの取り付けをお願いできることになります。
何を付けるか、計画的に決めてあればこんな技も使えますよ。
車屋さんには最大限に協力してもらえるように、交渉を進めましょう。