鳥栖から新加入の松岡がボランチでいきなり先発です。
前節から3人代わりました。
権田
原、井林、ヴァウド、奥井
片山、松岡、竹内、滝
鈴木唯人、チアゴサンタナ
です。
激しい奪い合い、試合もまだ落ち着かない4分でした。
鈴木唯人がディフェンスを素早いターンでかわしてファールを誘い、獲得したフリーキック。
ゴール左斜め45度から滝が、チアゴサンタナのポストに当てて、ゴール前に落としたところに片山が走り込んで合わせました。
電光石火の先制です。
素晴らしい!
このペースでいきましょう。
横浜の攻めが凄いです。
シュートの嵐。
権田とディフェンス陣の必死の防戦でゴールを守ります。
先制して、リアクションサッカーに変更した事もありますが、横浜のキープと速い攻めは守り切れる気がしません。
7連勝中の横浜、これがあの攻撃サッカーの完成形なのか。
去年の清水が忌々しくも、懐かしく思い出されます。
この試合1-0はあり得ないでしょう。
リアクションのままでいいのかな?
タジタジになりながら、なんとか守って来ましたが、39分ディフェンスの裏の狭いスペースにボールを出されると、スライディングしながらアウトサイドで決定的なクロスを上げられてしまいました。
権田もディフェンスも振られており、無人のゴールに流し込まれました。
脱帽です。
このテクニックの前には打つ手はありませんでした。
前半のシュートは実に2本 対 17本!
よく1-1のスコアで済んだものです。
だ・け・ど同点なんです。
もう1点取りに行きたい!
勝ちたいんや!!
しかし、後半開始早々の47分、クリアがあまくなったボールを奪われ、狭い狭いシュートコースを打ち抜かれました。
凄いテクニックです。
クリアのミスは悔やまれますが、あまりにも見事なテクニックで、ぐうの音も出ません。
もう失点を重ねたくない。
そして、セットプレーででも一発…
60分、清水がキープできる時間帯がありました。
権田から原、片山と左サイドに繋いで、中央のチアゴサンタナのポストを狙います。
落としたところに後藤が走り込んで、3対2の形を作りました。
後藤チアゴサンタナ後藤と渡って左からクロス!
右でフリーになった西澤が渾身のヘッドでゴールに突き刺しました。
速い!素晴らしい!!
代わって入った2人とチアゴサンタナの見事な連携で同点に追いつきました!
ゴールポスト、権田、そして全員守備で守ります。
前に向かう姿勢も見えてきました。
引きません。
横浜がシュートまでいく場面が減ってきました。
清水にも得点チャンスはありましたが、こちらも実らず。
でも、守り抜きました。
立派な引き分けと言っていいと思います。
横浜の超攻撃サッカーは7連勝中に相応しく、もの凄い破壊力でした。
が、清水にも良い攻めと決定力(今日は)がありました。
何より、27本ものシュートを2点で抑える守備がありました。
この引き分けは自信になると思います。
巻き返し、反撃開始です。