事件は会議室で起こってるんじゃない、グラウンドで起こってるんだ!
事件です。
菊池涼介が、ベンチを外れました。
ここまで全試合出場の菊池涼介が、スタメン落ちだけでなく、ベンチ外です。
心配です。
2番セカンドには上本が入りました。
センターは西川龍馬、ライトは久々プロ2度目のスタメンの中村健人で6番です。
7番は小園海斗、8番はこちらはプロ初スタメンの矢野です。
矢野の強肩と守備には去年から注目していました。
どんなプレーを見せてくれるのか興味津々です。
なんか急造ガチャガチャのスタメンではありますが、可能性も感じさせるスタメンです。
このチャンスを活かして、勝ちに貢献して欲しいです、お願いします。
先発投手は、床田寛樹です。
前戦は期待を大きく裏切るピッチングでした。
私に信頼を取り戻させて欲しいです。
好調には見えませんが、無難な立ち上がりを見せました。
その後、初回6点を皮切りに、都合12点の援護があったので、本当の調子は測れませんが、8回途中3失点とまずまずの結果を残しました。
序盤に大量援護があった試合は、かえって意識してしまって崩れたりする場合も散見するのですが、これをキッチリ勝ち切ったのは評価できます。
次回登板、競ったとしても安定したピッチングを見せてくれることを期待します。
今日はグッジョブでした。
相手の投手の球が来ていなかったのは確かなのですが、しっかりと大量得点したことは評価できるし、新しい力である中村健人,矢野が機能してくれたことは僥倖です
そんな中でも特筆すべきは、相手投手(赤星というそうです)の球が、小園海斗の身体にバッティングを思い出させてくれたと考えられることです。
あまり速くない球があまく来る。
とは言いながらも、
現役プロ投手が放る真剣勝負の球なのでバッティングピッチャーよりは球質が遥かに生きている。
この絶妙なバランスが、打撃練習では調整出来なかった小園海斗の感覚を取り戻させてくれたと感じます。
2点タイムリーを放つと、3安打を重ねました。
もし、本当に小園海斗が自分の打撃を取り戻せたなら、打ち続けるでしょう。
技術はしっかりと持っているのです。
そして、この大スランプを抜け出せた事は彼の大きな財産となるでしょう。
これからまた打撃が狂っても「修正力」という形で今回の経験が効いてくることになるでしょう。
元より目指すは首位打者の選手なんです。
今季もまだ盛り返せますよ。
今年のカープにおける最後のピース小園海斗は、はまったのか?
明日から見せてくれるでしょう。
大きな期待を持って見守ってまいります。
矢野が、試合に出られた事がとても嬉しいです。
去年の春からずっとずっと、1軍に田中広輔を置くよりは矢野を置け!と思い続けてきました。
初スタメンの初球からタイムリーヒットと結果を出しましたが、私に言わせれば当然です。
もし万が一小園海斗が本当にコケたら、充分に代わりの遊撃を張れる素材です。
今日も安心できる守備と、しぶとい打撃、俊足で、素性の良さを再確認させてくれました。
是非使い続けて欲しいです。
菊池の不在は、あるいは、レギュラーを後進に渡す良いチャンスなのかもしれません。
世代交代というのは難しいものですが、若い芽がベテランを凌駕して行われていくのなら、それは理想形です。
矢野をセカンドに回して、會澤翼もベンチに戻った事だしサードは坂倉。
上本はユーティリティとは言っても、センターが最適任と感じます。
會澤翼、矢野、小園海斗、上本のセンターラインが出来たら鉄壁のカープ守備が生まれそうです。
近い将来、いや、明日!見たいです。
今日はそのエポックとなる試合となりました。