パートナー RX-7

RX-7

これまで4台のRX-7に乗って来ました。

H7年式 FD3S 新車
H1年式 FC3S 79000km
H6年式 FD3S 75000km
H11年式 FD3S 55000km

RX-7は魔性の車です。
何度別れても忘れられず、また乗ってしまう。
そして今の愛車も、一昨年買った、今では20年落ちのFD3Sです。
もう生涯手放したくない気持ちもあります。
お前が俺には最後の女♪

この車の最大の魅力は、何よりその流麗なデザインです。
走るよりも眺めることが好きなんじゃないかと思う時もあります。

そして生粋のスポーツカーの所以たる抜群の動力性能、超軽量設計、シャープなハンドリング…走りの魅力は満載です。
気持ちよく加速し、曲がり、止まります。

ロータリーエンジンを搭載していることはこの車のアイデンティティであり、最大の特徴ですが、正直私はそこにはあまり魅力を感じていません。
確かにロータリーはよく回る気持ちのいいエンジンで、他に得難いフィーリングを持っています。
一方で、街乗り燃費は4.5km/L前後と、かなり厳しいランニングコストを強いられます。
このエンジンを楽しみ尽くすには、燃費とトレードオフする覚悟が必要なのです。
燃料代を気にしない富豪になりたいものです。

多くのRX-7オーナーにとって、ロータリーエンジンという伝説的な存在への憧れや所有欲が、オーナーたる動機づけになっていると思います。
それは絶対正しいです。

が、
私の場合、ロータリーだからRX-7なのではありません。
圧倒的にカッコいい!だからRX-7なのです。

燃費や硬過ぎる乗り心地、狭過ぎる非実用性にめげて何度手放しても、また追いかけてしまう世界一カッコいいクルマ。

それがRX-7。

それが本質です。

マツダRX-7 ロータリーエンジンスポーツカーの開発物語 [ 望月澄男 ]

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