いろんな方向性があると思いますが、ある意味でスポーツカーの究極の理想形だと思います。
気軽に乗れて、軽量,充分なパワー,軽快なハンドリング,低燃費,美しいデザインを兼ね備えている車、
ダイハツ コペンです。
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平成19年夏、東京のトヨタディーラーで登録済み走行数kmの新古車を発見。
トータル162万円で購入しました。
軽自動車としては高めの値付けでしたね。
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さて性能、
重量は軽自動車なので840kg!超軽量です。
エンジンは64psですが、ターボ仕様のため充分なトルク感で、車重の軽さと相まって、気持ち良い加速を見せてくれます。
ハンドリングは軽快で、素直な回頭性です。
FFレイアウトによる不自然さは皆無です。
スポーツカーでFFというのは短所になり得ますが、コペンに関しては何の問題もないでしょう。
小さなシャシーに見事に機能を凝縮したスポーツカーです。
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気になる点は、やはり狭いこと。
シートポジションが低いので、大柄な人だと足元はかなり狭く感じると思います。
2シーターなので、リクライニング出来ないのも更に狭く感じてしまう理由でしょう。
会社の昼休みにちょっと隠れてひと休みというような用途には不向きです。
このコペンで特筆すべき点に、リセールバリューがあります。
まる1年乗ったあと130万円で買い取りされました。
購入時の諸費用を考えると、値落ちは驚くほどわずかなものです。
そして、
この車の大きな売りは、電動でルーフが後部トランクに収納されるオープンカーであることですが、結局私がルーフを開けたのは3回だけでした。
オープンカーのコペンでなく、スポーツカーのコペンを所有していたんです。
金属製の屋根を閉じ、ボディ剛性を確保して操る車でした。
まあ、ここは個人の嗜好の問題ですね。