エウシーニョは今日も不在です。
前節と変わったのは、そのエウシーニョのポジション、今日は奥井が入りました。
鈴木唯人はベンチスタートです。
開始1分で失点です。
相手新外国人のフィジカルが強く、高い個人技を有しているとはいえ、ピッチ半分以上の距離をかわされ、かわされ、シュートまで持ち込まれました。
ディフェンスはと言えば、アウグスト,ファンソッコという我が軍の強者達が、1対1でなにもさせて貰えませんでした。
強いです。
マリノスのしなやかなパスワークの前に攻められっぱなしの序盤でしたが、
12分カルリーニョスがパスカットから持ち込んで、竹内のワンタッチパスでフリーになった西澤がペナルティエリア内左側から右足でゴール右上に突き刺しました。
痛快なファインゴールで追いつきました。
それも束の間19分、混戦からフリーにしてしまった相手FWに緩く浮かせたクロスが通り、これまた緩くヘッドで決められ、勝ち越されました。
ディフェンス陣はボールウオッチャーとなり、何も出来ませんでした。
前半終了間際、金子の右からのクロスがゴール前でカルリーニョスに合いそうになった時、その間に相手DFの足が伸びてオウンゴールを決めてくれました。
金子のクロスの勝利でしょう。
押されている割には、なんとか2-2の同点で前半を終えることができました。
65分鈴木唯人が入りました。
惜しいヘディングシュートがありました。
いい動き、強さです。
83分、件の新外国人にゴール前でボールが渡り、DFの足が止まってチェックがあまい処でシュートを打たれてしまいました。
強いです。
ゴール左隅を絶妙に捉えて勝ち越しを許しました。
浮き足立った85分、ペナルティエリアでディフェンスラインの裏を取られてヘッドで決められました。
この失点が余計でした。
89分、鈴木唯人の右コーナーキックから頭で繋いで金井が頭で押し込みました。
鈴木唯人が、初めて得点に絡みました。
鈴木唯人伝説の始まりに立ち会うことができました。
最後まで攻めましたが、1点及ばず6試合ぶりの敗戦となりました。
見応えのある攻め合いの試合となりました。
クラモフスキーの師匠との対決なので、相四つのがっぷりになるのは当然の流れか。
エウシーニョ不在でも攻撃の形を作ることができて、3得点もしたことは評価できるでしょう。
ディフェンスは相変わらずのザルです。
特に疲れが見え始めてからは酷いです。
クラモフスキーの思惑通り攻めダルマで失点を減らして行けるならば、もうその方が近道なのかも知れませんし、逃げ口上の逃げ道なのかも知れません。
最早、見守っていくしかありません。
得点力、決定力を上げていきましょう。