オーダーの変更は、1番レフト長野さん、5番會澤翼、7番ファースト ピレラです。
先発は遠藤淳志。
またかよ(‘A`)という気持ちになる、先頭打者へのフォアボールで、暗雲が垂れ込みました。
が、
なんとか初回を切り抜けると、結果としてフォアボールはその1個だけにとどまりました。
つまり、制球がまとまって、2回から快投が始まったのです。
ストライクさえ入れば遠藤のペースで試合が進みます。
本当は凄いピッチャーなのかもしれません。
たいして速くもない138〜143km/h程度の直球に、打者たちが差し込まれます。
いわゆる球持ちが良いのでしょう。
また球にキレと伸びが感じられます。
このストレートを軸に、相乗効果で変化球も効いていました。
大きなピンチも無く、あれよあれよと8回まで0行進を続けました。
ここまで、3安打1四球なのだから、むべなるかな。
いい時の遠藤淳志は無双です。
完封を目前にして、迎えた9回表、やはり生来の気の弱さが顔を出しました。
先頭打者に対し、追い込んでからツーベースを喫してしまいました。
これがいけません。
この走者が、外野フライで3進、内野ゴロでホームインしてしまい、初完封はお預けとなりました。
あとちょっとだったのに…。
ともあれ、9回4安打1失点での完投勝利は、大きく大きく評価に値する1勝です。
精神面で成長して、来年の大活躍があるかもしれません。
楽しみです。
未完の大器と称するに相応しい遠藤淳志です。
ストライクが取れなくてイライラすることもしばしばですが、将来の大投手を思い描いて応援していきます。