痛恨落球もセンスあり 羽月の外野守備
対西武 2回戦 C2-3L

カープ

西川龍馬が6番、林が7番にそれぞれ上がり、8番捕手はウイルス病み上がりの復帰石原貴規です。

先発投手は、今季初登板の薮田です。
15勝した翌年は期待しましたが、結局あれっきりですね…

今日も、いい頃の薮田と比べれば全然物足りない投球です。
が、
ここ数年の状態から考えるとまずまず良い出来にも見えます。

とは言え、あいもかわらず、気持ちが弱過ぎます。
5つの与四球もさることながら、そのうち2つが投手に対してのフォアボールだという情け無さ。
特に投手への2つ目などは、意識してしまうあまり、思うようにストライクすら取れなくなっていました。
自らを律することができません。
まったく成長しません。
もう、このピッチャーはこのままでしょう。
あの年の確変は、あの無双はなんだったのか。
いつかきっと戻って来るという思いがあったので残念です。
5回もたず、被安打3なのに与四球5、2失点でマウンドを後にしました。
さよなら薮田和樹。

試合を決めたのは、羽月の、落球でした。
6回1死満塁です。
打ち上げてくれてひと安心した、極々平凡な浅いセンターフライでした。
これを羽月が落球しました。
正直よく理解できません、このプレー。
難しい打球とは到底思えません。

シーズン途中からの急造外野手である羽月ではありますが、その守備にはしばしば天才的なセンスを感じていました。
既に上手いし、これは上手くなるぞと思わせる感覚。
取り方はもちろん、追い方、球際の粘りなど、天性の外野適性を持っています。

ただ、ポカは多過ぎです。
性格的なものもあるような気がしますが、これは習熟すれば無くなっていくでしょう。
練習してください。

練習では得ることの出来ない添付のセンスは持っています。
繰り返して繰り返して、一流外野手に成長していって欲しいです。
見守ってまいります。


9回1イニングを新外国人左腕のバードが投げました。
なかなか、いいですね。
これは使えそうです。

キレの良いスライダーと、そこそこの球速。
すべて低めに集めるコントロール。
抜ける球、引っ掛かる球がない球道の安定感があります。
ボールの動きすべてが制御下にある感じ。

慣れて来たら抑えに据えて、栗林を、先発ローテーションに入れてもいいんじゃないか??
分厚いローテ完成するでー。

バード、期待してまいります。


惜しい負けとなりました。
一敗の悔しさを噛み締め、
この経験を糧に、羽月よ守備を磨いておくれ。

タイトルとURLをコピーしました