様子がいい 坂倉の天才的打撃
対ドラ 13回戦 C8-3D

カープ

2番に西川龍馬、坂倉はファースト、7番菊池、8番磯村です。


先発投手は、「真のエース」の称号を取り戻したか?九里亜蓮です。

可もなく不可もない、普通より少し悪いくらいの調子です。
このくらいの状態なら、何事も無かったかのように抑えてくれるのが、真のエースです。

先制したと思ったら、次の瞬間被弾し追いつかれていました。

が、
その後は、九里亜蓮らしい投球を取り戻して行きました。
ゾーンで勝負できている、それが一番大事です。
彼の真骨頂、九里亜蓮が大化けした要因です。
7回3失点に纏めました。
素晴らしい。
今後の真のエースにも、大きく期待してまいります。

野間の壮大なポテンシャルを知ればこそ、彼への当たりは自然と強くなります。
野間に、彼としてはまずい走塁がありました。
3回裏、2走にいてヒットで生還できませんでした。
野間には、ギリギリのところでの甘さを度々感じます。
守備でもギリギリの球際にしばしば弱さを見せるし、今日の本塁上でのプレーもいただけません。
本塁に返るのに充分な速さを持っていながら、スライディングの前にセーフに決めつけてしまっていました。
ほんの少し緩めたスライディングは、ギリギリのところでキャッチーからのタッチを許すタイミングを作ってしまいました。
詰めの甘さに足をすくわれた形です。

いつまで経っても、溢れる才能、身体能力を制御しきれない野間。
このまま惜しかった選手で終わるのか?
巡り巡って、1番レギュラー定着チャンスが訪れています。
是非モノにしてほしいです。

さて、
坂倉のバッティングです。
構えがいいです。
ナチュラルで綺麗に静止します。
センター中心の素直なバッティングがいいです。
スイングの軌道がいいです。
打球の捉え方がいいです。
そして、フォロースルーがいいです。
総じて言えるのが、「様子がいい」ということです。
この雰囲気、この感覚は天性のものでしょう。

今日は、ジャストミートした打球でしたが、流石にスタンド迄入るとは思いませんでした。
ところが、ひと伸びして入りました。
捉え方がいいんです。
インパクトの差でしょう。
打球が飛ばない王の松山竜平と比べると雲泥の差の伸びでした。
見事なスリーランホームランとなりました。

その姿は、(褒め過ぎかも知れませんが)前田智徳を彷彿とさせます。
天才の系譜です。
是非大打者に育って欲しい。
それには、
率直に!早く捕手を辞めて1塁手に専念して貰いたいです。
(捕手としての才能はかなり低いと思います)


チームが、打てて守れています。
まだ信じられません。
ひとまずはオリンピック休暇前のあと1試合勝って、4かな?連勝で終わりたいですね。

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