金メダルが残した傷跡 栗林
対G 25回戦 G7-8C

カープ

捕手が石原貴規に代わりました。
あとは同じスタメンです。
ほぼベストメンバーです。
3位Gを追うこと4ゲーム差、重要な戦いです。


先発投手は、スーパーエース森下暢仁です。
オリンピック以来、不調を囲っていましたが、やっとひとつ勝ちました。
連勝いきましょう!

制球は今ひとつ、いい当たりが野手の正面を突いて初回を切り抜けると、2回からは本来のピッチングを取り戻しました。
調子は悪くないでしょう。

終盤、不本意なところもありましたが、8勝目を挙げました。
あと2回登板機会があると思います。
10勝して帳尻を合わせて貰いたですね。


宇草に先頭打者本塁打がありました。
軽く振り抜いた感じなのに、ライトスタンド中断まで飛びました。
やっぱり東京ドームは恐ろしいです。
ホームランは求められていないですが、たまには良いもんです。
ましてや、絶対勝ちたい試合の先制点です。
よくやった!宇草!!


森下を替えるタイミングがおかしいです。
遅すぎる。
いい時の感じ、いいピッチングを取り戻していたのに、自信を失わせるような引っ張りとなりました。

6回無失点の後、7回に一挙5失点することになってしまいました。
7回、疲れているのは見て取れました。
今日という大一番に、序盤から飛ばして行った筈。
佐々岡にはどうしてピッチャーの気持ちが分からないのでしょうか。
代えるべきタイミングは沢山あったのに。
またバカ継投を見る羽目になりました。
森下暢仁のダメージが浅いことを祈るばかりです。


佐々岡が、鈴木誠也を早々に下げました。
8点差で勝った気になっています。
追い上げられて、チャンスに4番の打順は回って来ました。
(そこでスクイズ失敗までしていますʕ⁎̯͡⁎ʔ༄)
鈴木誠也を残していれば展開は変わったでしょう。
佐々岡には徹底的に勝負勘が欠乏しているんです。

また単純にホームランの数からしても、替えるのはおかしいです。
1打席でも多く与えて、本塁打王を目指させるべき時です。
深く考えて欲しいものです。


大きな誤算がひとつ発生しました。
佐々岡が、労りながら、大事に大事に使って来た 栗林 が左肩を痛めました。
左だったのは不幸中の幸いですが、投球への影響は思いの外大きかった印象です。

8点リードで、「出番は無い」と思っていただろう今日の試合。
監督の不手際多数で3点差に迫られ、最終回に引っ張り出されました。

こういう時は危険です。
まず、フィジカル的な準備不足は確実にあったと思います。
そして、気持ちは大切なところ、特にクローザーですら。

投球中に左肩がおかしな方に曲がりました。
この後、栗林のピッチングが著しくおかしくなりました。
球が浮いてストライクが入らない。
変化球が落ちない、曲がらない。
左肩に相当な痛みが走っていたと想像できます。

五輪の負荷は、側から見ているより遥かに大きかったのでしょう。
平気な顔をして、結果を残しながらも、少しずつ傷んでいたのだと思います。

もし今、栗林を失ったら、今年のカープは完全終了でしょう。
今日は2失点しながらもセーブを挙げましたが、今後が非常に心配です。


森下暢仁、栗林、と五輪の負の遺産はカープにとって、とてつもなく大きなものとなって来ました。
呑気に観戦し、金メダルを喜んでいたのは、、不覚です。
ここは、今だけは、無理する時です。
なんとか今シーズン投げ遂げて欲しいです。

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