なんと監督が代わりました。
ロティーナ解任、後任は今年も平岡です。
ロティーナで続けて仕上げて欲しかった。
どうなんだろうね、大熊よ。
そういうわけで、スタメンは前節から4人も代わりました。
権田
原、ヴァウド、井林、片山
西澤、松岡、竹内、中村慶太
藤本、チアゴサンタナ
です。
札幌がキープしつつ細かく回して、清水はロングボールとカウンターと、序盤から監督交代の影響が色濃く出ています。
ぎこちないです。
こんな弱々しいチームだったっけ?
チアゴサンタナが下がりめです。
ここに当てて、カタチを作って欲しい。
が、なかなか収まりません。
チアゴサンタナがやっとキープして奪い取ったフリーキックでした。
17分、左斜めから西澤が柔らかく放り込むと、こぼれ球がチアゴサンタナに出ました。
ここは流石の決定力!
キーパーの脇をすり抜ける強烈なグラウンダーのシュートで、ゴールに突き刺してくれました。
先制です。
やっぱり弱小チームの戦い方が合っているのでしょうか。
残念ですが、、、
まあそんなことも言ってられません。
勝つんや、残留するんや!
前めからチェックを入れていきます。
引いてブロックを作る感じだったサッカーから変わっています。
23分、ゴール前でディフェンスの裏にフィードされ、フリーになった相手にあっさりと決められました。
あっという間に追いつかれました。
帯に短しなんとやら、あちらを立てればこちらがという感じでです。
前半終了時で、相手のボール支配率が70%です。
端的に試合状況、戦い方を示してますね。
いいよカウンターサッカーで。
勝ち越そう兎に角。
勝ち点3を取りましょう。
後半早々49分、突き放されました。
左コーナーをいとも容易く頭で合わされました。
新監督平岡が最初に修正したというのが、セットプレーのディフェンスらしいですが、ザルのままでした。
もはや、なんと最早…
相変わらずボールキープされる間でバタバタしているパターンが続きます。
なんの予感も生まれません。
望みはセットプレーくらいか。
83分、カウンターから右の原に出ました。
前がかりになっていたフォワード陣は実に4人がペナルティエリアの中に走り込んでいます。
低いクロスは滝が際どくトラップして、即シュート!
ゴール右を捉えました!!
思いがけず同点です。
札幌が疲れて来たか、清水の猛攻が始まりました。
鈴木唯人の強さ、パスセンスが輝いています。
惜しいチャンスが幾つも生まれました。
得点には至りませんでしたが…
今季は先発を外れる事が多かったけれど、鈴木唯人を使っていこうよ。
荒削りながら、ロマンを感じさせてくれる選手です。
この攻勢も、ヴァウドがラフプレーでレッドを貰ってしまうと終焉を迎えました。
なんとか守り切って2-2引き分けです。
薄氷の上で勝ち点1を得ました。
よく引き分けたなぁという試合です。
だからこそ大きな勝ち点です。
平岡は仕事をしました。
このドローで流れを変えて、上昇気流に乗って欲しいものです。
平岡の指揮に期待して参りましょう。