鈴木唯人ついに覚醒
追いつきドロー
対札幌 ホーム S1-1C

エスパルス

開幕です。
今年こそは、たくさんの勝利を見たいものです。

監督は昨シーズンの途中交代から引き続きの平岡です。
終盤の残留争いでは効果を見せた、平岡の身の丈サッカーですが、通常シーズンでは通用するんでしょうか。
じっくり見ていきたいと思います。
プロビンチャの意地見せたれ。


メンバーは相当入れ替わりました。
と言うよりは、ピッチに戻って来た選手が多いかな。
先発は、

権田
原、立田、鈴木、片山
中山、竹内、白崎、山原
鈴木唯人、神谷

です。


目まぐるしいボールの動きの立ち上がりです。
キープしてパスを回す相手に、ゾーンで守って基本は縦ポンです。
いいんです。
身の丈に合ったプレースタイルでいきましょう。
得点しましょう。

迎えた15分、自陣前に縦パスを通されるといいように回されて、最後はフリーの外国人にボレーを決められました。
清水の選手はペナルティエリア内で右往左往するだけ。
シュートを防ぐはおろか、シュートコースを塞ぐことさえ出来ず、きれいに打たれてしまいました。
今シーズンもこんな展開が続くんでしょうか。
暗澹たる気持ちになって来ます。

相手のチェックが速いです。
清水はパスが繋がりません、ボールを持つこともままなりません。
つらい…

鈴木唯人の強いポストプレーからの横パスに、片山が飛び出してシュートというチャンスもありましたが、決まらず停滞ムードは続きます。

そんな35分左サイドを切り裂かれて、ディフェンス片山は簡単にフェイントでかわされクロスを許すと、ボレーシュートを立田が手で止めてしまいました。
また立田ですʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
一昨年の序盤、ペナルティエリアでのファールを繰り返したのを思い出します。
去年は殆ど出番が無く、監督が代わってやっと試合に出られたかと思えば、またやらかしてくれました。
PK献上。
これは権田が止めてくれて事なきを得たとは言え、不安残りまくり怒りさえ覚える立田のプレーでした。

権田のセーブのおかげで、なんとか1点差のまま前半を終えました。
押されっぱなしの試合にしては、まだ1点差、ポジティブに捉えてまいりましょう。


後半開始から、中山に代わってコロリが入りました。
スピードこそ感じませんが、なかなかのキープ力です。
リズムある攻撃も見られるようになりました。
ファインセーブに阻まれましたが、コロリ,白崎にいいシュートがありました。

そして迎えた68分です。
センターラインから原の縦パス1本。
ディフェンスの裏に飛び出した鈴木唯人に渡りました。
右のアウトサイド、くるぶしあたりでワントラップすると、後はディフェンスを置き去りにしてドリブルシュート!
ゴール左サイドを捉えました!!
素晴らしい個人技、ナイスシュート、ファインゴールです!!!
なんと言っても、最初のトラップが絶妙でした。
そして自ら持ち込んでのゴール、これが見たかったんです。
鈴木唯人なんです。
待ちに待った覚醒の瞬間でした。
今年はゴール量産お願いしますよ。


清水の時間がやって来ました。
セカンドボールが拾えます。
力強い攻めが続きます。
ディフェンスにも粘り強さが目立つようになりました。
鈴木唯人のゴールが試合を、チームを変えました。

時間はある!
いけ、勝ち越し点や!!

が、
猛攻も追加得点は叶いませんでした。
1-1のドローです。


終わってみると見る時間帯によっては、
よく引き分けたとも、なぜ勝てなかったのかとも言うことができる試合でした。

前半はチーム力が完全に劣っているように感じましたが、最終版は完全に清水の試合でした。
この終盤の動き、コンビネーションが続けられれば、期待を持てる今シーズンになると思います。

チームの核となるべき鈴木唯人に開幕から結果が出たのも大きいです。
自信さえ持てれば、テクニックもフィジカルの強さも創造性も持ち合わせた選手です、自ずと結果は繋がってくるでしょう。
楽しみです。

価値ある引き分けと考えましょう。
ますますの鈴木唯人の活躍を楽しみに、静岡ダービーに向かいます。

DAZN
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