ゴール前の嗅覚、プロ初ゴール 川本
執念の最下位脱出
対G大阪 アウェイ G0-2S

エスパルス

中2日で迎えた、今季最終節です。
勝てば自力で最下位脱出です。
絶対勝ちたい。

負傷と過密日程で、カルリーニョス、ヘナトアウグスト、ファンソッコ、ヴァウドがいません。
代わりは、順に川本、河井、奥井、吉本です。
不安です。


前から激しいプレスをかけ合う序盤です。
両軍ディフェンスラインを上げて、コンパクトな陣形です。
体力は続くんでしょうか。

攻守の入れ替わりが目まぐるしい展開でしたが、途中からガンバの攻め一辺倒になってしまいました。
ボールは4:6で支配される中、スコアレスで終えたのは、よく守ったと言えるでしょう。


後半開始早々の49分、均衡が破れました。
後藤、川本の連続シュートをキーパーの好セーブで防がれ、チャンスを逸したかと思った後のコーナーキックです。
右コーナーから西澤が入れると、エウシーニョがディフェンスの裏にシュート勢の絶妙なスルーパス、飛び出した川本が軽く合わせて先制点をあげました。
川本はプロ初ゴールです。
ガンバペースの中、いつもの西澤のプレースキックから、虎の子の1点が入りました。
守り抜きたい。

清水の時間が続きますが、惜しいシュートは防がれて追加得点できません。
こうなるとやな雰囲気が漂って来ます。

そんな64分でした。
右サイドの深いところから退団の六平がクロス、跳ね返りを川本がワンタッチで落とし、金子がコントロールしてシュート。
ボールは左のポストを叩いてゴールに吸い込まれました。
いい崩しになりました。
欲しかった追加得点です。
リードを2点に、広げました。
いけるかも、守り切ってくれ。

守り切ると言うよりは、尚も攻め続けました。
攻守を繰り返す拮抗した展開で、時間を消費していきました。
見事な試合運び、試合の終わらせ方です。
相手に大きなチャンスを与えないまま、試合終了を迎えました。


ユース上がり、19歳の川本が素晴らしい活躍をしました。
1ゴール1アシストで、ゴール前の嗅覚を見せてくれました。
オフザボールの動きも評価します。
来シーズンは更なる活躍を期待してまいります。


最下位脱出、順位を2つ上げて16位フィニッシュということになりました。
最悪の結果は逃れました。

厳しいシーズンでした。
絵に描いた餅の攻撃サッカーとやらに振り回されました。
こんな思いは今年だけにして欲しいです。
来季は平岡監督のもと、堅実なサッカーを希望します。

DAZN
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