開幕から今年も監督禍
対ドラ 1回戦 C6-7D

カープ

さあ、2021ペナントレース開幕です。
スタメンは、特にサプライズ無し。
特に策無し。
期待して、王道を参りましょう。

田中広輔、菊池涼介、西川龍馬、鈴木誠也、松山竜平、1Bクロン、堂林、會澤翼、そして、開幕投手は大瀬良大地です。


今年の大瀬良大地は、これまでと安定感が段違いです。
表情や態度にも自信が感じられます。
明らかに違います。
大きなことをやってくれそうな予感がします。

立ち上がり、直球に力を感じました。
質が重そうです。


西川の初打席は本塁打。
クロン、堂林もクリーンヒット。
相手福谷が不調ぽいとは言え、幸先良いスタートです。
特にオープン戦.063で悩み深かったクロンに、初打席で1本出たのは心強いですね。

と、
浮かれていたら、
非常に課題の多い試合となりました。
4-0リード、エースが7回67球無失点。
いったい、どうやったらこの状況から負けられるのか???
河田が横にいても、佐々岡ダメ采配は今年も健在です。


こちらも継続ガッカリ案件、
今年も鈴木誠也がチャンスで打てません。
4点リードの2回2死満塁、序盤ですが試合を決められる場面でした。
真ん中の変化球を、なんと見逃し三振。
4番バッターよ…
せめて振ってください。


8回の大瀬良大地は、去年までの大瀬良大地でした。
7回67球完封目前という、大エースの姿は崩れ去りました。
2失点したあたりから、投球自体はともかく、“小瀬良くん”の表情が戻って来てしまいました。
心の弱さです。
まあ、残念ではありますが、また一方でそんな姿は、いとおしくもあります。
自信を取り戻していって欲しいです。


今日の佐々岡問題第一は、この場面での継投でした。
まず、2失点したとは言え、大瀬良交代は良くない選択だったと思います。
後ろの投手の出来との比較です。
大瀬良の方が抑える期待値は大きかったでしよう。代えるならばイニング初めにするべきでした。
まあ、これは結果論的な要素もあるので許すとして、その後です。

塹江、ケムナをワンポイントで起用しました。
他所がやってることを真似してみたかったのでしょうか。
他軍のワンポイント起用される投手とは格、質の違いを感じました。
塹江は抑えはしたものの失点し、ケムナはボールカウントを悪くして逆転被弾しました。
策に溺れた感があります。
また、塹江にこの使い方をすると、無理使いの度合いが、過酷だった去年より更に重くなります。
それで結果も伴わないという佐々岡采配でした。


さて、
今シーズンは、延長戦無しのルールです。
延長が無いと、終盤に勝負を掛けやすいようです。
どの試合も、選手のコマをどんどん投入する傾向が見られました。
が、しかし、8回裏の西川への代走は、やり過ぎでした。
これが、今日の佐々岡問題第二です。
代走策自体、実らなかったのみならず、9回裏の同点機に3番まで打順がまわりました。
西川が残っていたら、結果は変わっていたでしょう。
佐々岡には、そこまで見えないんです。
頭が回らないんです。
野球を分かってないんです。


やはり今年も、カープの急所は佐々岡が監督であることです。
勝てる試合を勝てません。
今シーズンもこの野球をあまり知らない監督に付き合わなければならないのは、正直キツいです。
嫌な気分の開幕となりました。

前向きの言葉が浮かびませんが、明日からは…

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